花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

最低賃金1500円における欠けた視点

最低賃金1500円における欠けた視点です。



厚生労働省が3年ごとに行っている国民生活基礎調査によると、2019年の最新のもので、世帯収入の平均は552.3万円となっていますが、この金額であれば上述のコンビニバイトを夫婦2人でするだけで年収288万円×2人=576万円となるため、現在の世帯収入平均以上の収入を得ることが出来るようになります。

これであれば、夫婦のどちらかが失業しても「とりあえずバイトでもしようかな」程度で済みますし、退職後もバイト先さえ見つけることが出来れば年金の心配をする必要もありません。


計算上は確かに間違いではないけど、欠けているのはいまの物価水準が維持された前提であるという事である。
そもそも賃金が上がればそれに伴い物価も上がるので同じ収入では同じ生活生活水準は維持できないので同列に語ることがナンセンスである。
個人的には緩やかに最低賃金は上げるべしとの考えだが急激に上げる事は間違いだと思う。
急激に最低賃金を例えば1000円から1500円に上げると余裕のない企業は今まで3人で行っていた仕事を2人でできるように仕向けるだろう、余裕のある企業なら設備投資をして人に頼らない方向にカジを切るはずだ。
急激な最低賃金の引上げは最終的には雇用が減るので失業率が上がるから好ましくない。
個人的には年率2%程度の引上げは必要だとは思うけどね。

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