花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

長期投資なのにレバナスの拘るのはどうなんだろう思う

長期投資なのにレバナスの拘るのはどうなんだろうと思うなあ。



レバレッジ投信の最大の落とし穴は、相場の上下を繰り返す場面では不利に働く可能性が高いことです。


以上のように短期間での値動きを繰り返す場合、通常のファンドよりも値上がりが難しくなります。


レバレッジ投信は、市場が一方向に動かないとブル・ベア型のどちらに投資してもリターンを期待しにくくなります。


上昇が継続するような相場なら確実にもうかるが、長期投資のように上がる時も下がる時も有るわけで長期的に見ればレバレッジの掛かっていないファンドに比べ2倍のリターンは得られない、これを理解していないレバナス信者が多いよなあ。


楽天証券の場合…


eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 信託報酬率0.0968% 


iFreeレバレッジ S&P500 信託報酬率0.99%


通常のファンドには0.1%を切る商品があるのに対して、レバレッジファンドでは平均1.0%程度と高額に設定されています。


手数料の高さこれも長期投資にはかなり不利な要素です。
上の相場の上げ下げによるに不利益と合わさって更に不利益となる。


まだできてから日が浅いので実感が無い人が多いのかもしれませんが、長期になればなるほどレバレッジの効果は下がってきます。
例えばナスダックが数年後2倍になった場合、レバナスは確実に4倍にはなりません。
iFreeレバレッジの場合本来のリターンが得られれば4倍程度になるはずですが実際は3.2倍程度にしかなっていません、この差が長期になるほど乖離していきます。
逆に20%下がった場合は確実に40%以上の下落になります。
楽天のレバナスですができて3ヵ月ぐらいですが市場の下落の2倍に比べて10%程度下落幅が大きくなっています、イメージとしてはナスダックの下落10%に対してレバナスの下落が22%程度です。


短期投資にレバナスは悪くないと思うけど、レバナスに長期投資するなら通常のナスダック連動型に2倍の金額を投資した方が良いと思うけど、そもそも資金が少ない人にレバナス信者が多いように思うなあ。
思うように純資産が増えない場合途中償還の可能性もあり得る。
まあ資金の少ない人がレバナス信者になるのも判らなくはないけど、楽天のは正直なかなか厳しい船出かもしれない。

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