花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

なんか違うだろうと思った記事

なんか違うだろうと思った記事です。



この論文が指摘しているのは、総務省の「家計調査」において、かなりの割合で「年金収入の記入漏れ、記入忘れ」があるという点です。


収入の記載漏れがあるという事は支出の方も当然記載もれがあるはずなのだがその事は無視している。

この研究ではこの点を踏まえて、「家計調査」ではなく「全国消費実態調査」のデータを用い、消費支出などに様々な調整を加え、また、就業の有無や夫婦・単身の別も明確にして調査を行っています。その結果は[図表1]の通りです。


これを見れば、就業していない世帯全体で、毎月の取り崩し額は1万3700円です。年間では約16万5000円、余命が30年間とすれば約500万円が必要となります。


これただ単に単月のマイナス分だよなあ、例えば大きな買い物や家の修繕なんかは別に必要なんだけど、これらを単月分の盛り込んでる家庭はほぼ無い。


高齢者が、平均的に毎月5万円以上の貯蓄の取り崩しがあるとしたら、このような家計のゆとりを感じるでしょうか。

こう考えれば、やはり「老後800万円」のほうが的を射ているのではないかと私は思います。


正直毎月の取り崩しが幾らかどうかはあまり重要でない、本来は年単位どころか5年単位ぐらいで考えるべきなんだけど、考え方がめんどくさくなるからこういう視点の記事はほぼ見かけない、2000万は無理だけど800万ならなんとかなりそうな人向けに800万で安心させるだけな記事。

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