花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

全く共感できないFIRE批判記事

全く共感できないFIRE批判記事です。



まず、マネープランとして危なっかしい。40代でFIREするとして、人生100年時代の今、リタイア後の人生は60年にも及ぶ。そこそこ高いリターンとカツカツの生活費を前提にしたプランがちょっとしたつまずきで簡単に崩れるのは、この2年ほどのインフレを見れば明らかだろう。


個人的にも4%ルールは最低限のレベルかなあとは思うが単身男性の場合100歳まで生きる人は極まれな事を考慮せず長生きリスクばかり気にしていたら死ぬまで働くしかなくなる、インフレに関しては同感するけど。


よほど稼ぎが良くなければ、早期リタイアのためには若いうちから節約と資産形成重視にならざるを得ないだろう。だが、20代には20代、30代には30代でしか経験できないこと、感じ取れないことがあるはずだ。そうした機会に使うお金まで惜しむのは、本当に豊かな生き方だろうか。


これは半分正しいが半分は間違い、多くの人は見栄浪費や後先考えない無駄な消費が多い、極端な節約もどうかとは思うけどいわゆる消費の最適化と浪費を減らすだけでよほど低収入でない限りそれなりの資産は築ける。
 

さらに突き詰めると、「FIREは果たして経済的自立なのか」という疑問がわく。投資のリターンの源泉は、人々や企業が経済活動を通じて生む新たな富だ。FIREとは、元本=ストックは自分自身の物でも、フロー=収入は他人に頼る生き方だ。そのあり方が悪いと言いたいのではない。それは自立と呼べるのか、と問いたい。


これが日本人の定型的な金銭感覚なのかもね、不労所得はあぶく銭で汗水たらして稼いだ金だけが尊いみたいな、昭和の価値観でしかないけど。

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