花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

かなり実現不可能な新FIRE理論?

かなり実現不可能な新FIRE理論?です。



1 「1億円」で、運用利回りが税引き後で「4.8%」ですから、480万円

2 年間の手取りの収入総額は480万円(1の運用収入)+220万円(年金収入)=700万円

3 年間の支出総額480万円(生活費)+120万円(臨時支出)=600万円


どれも非現実的だよなあとしか思えない。
1に関しては元本の1憶もそうだが税引き後で安定して4.8%は相当ハードルが高い。
そもそも3の想定支出が高すぎる。
年間生活費が600万の人が60歳までに1億貯めるなんてほぼ不可能でしかないんだけどね。


なお、このサンプルでは、60歳でリタイアしたとすると、年金を受給できる年齢(たとえば65歳)までは「年額220万円の再雇用やアルバイト」に就くか、1億円に追加で1100万円(220万円の5年分)を蓄えておく必要があるということになります。


だそうだ。


もちろん、105歳まで生きないかもしれません。しかし、寿命が短い場合は問題ありませんが、寿命が長くなった場合には、「つかい切るプラン」は破綻の原因になります。それに、「つかい切るプラン」は「先細りのプラン」なので、結局「不安」から解放されません。だからダメなのです。


まあ個人的にも使い切るプランは難しいかなと思うがこのプランのように死ぬときに資産が最大になるようなプランはどうかと思うけど、その為にリタイアを遅くしたり、支出を減らすのも違うだろうと思うけどね。
先細りの不安を解消する為に改は適時軌道修正すれば解決できる、最初から余命を最大限に想定するから莫大な資産を必要とするプランしか描けない。


ちなみに、「60歳、5000万円、手取り5%で運用、105歳くらいまでもつだろう」と考える「つかい切るプラン」のこの人は、年金収入はいくらで、年間の支出はいくらの予定なのでしょうか。たとえば年金収入が手取りで220万円、運用益が250万円あるから、年間の支出が500万円なら大丈夫だろうと思ったら甘いです。最初の5年間に年金収入がないことも加味すると、この人は84歳の時に破綻します。


これはそもそも支出の想定が高すぎる、年間支出を300万ぐらいにすれば何の問題もない、やみくもに支出を増やして不安を煽る不安商法だよなあこれは。


ですから、たとえば現在45歳の人は、今から15年かけて「税込みで8%〜10%(税引き後で6.4%~8%)」の運用ができる実力を身につけてしまうのです。そして、金融資産を「自分に必要な充分な金額(数千万円~1億円とか2億円)」まで育てておくのです。そうすれば、一生安泰です。


このリターン想定がそもそも高すぎるんだよなあ、最初に税引き後で4.8%と書いていなかったかそれより遥かに高いんだけど、その具体的な方法はどこにも書いていないけど、たぶん著書に書いてあるのだろうね。
アマゾンのレビュー見たらやたら絶賛評価ばかりだがなんか胡散臭い。

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