花とおじさんのセミリタイア生活

2017年7月セミリタイア生活始めました。

NISAの拡充に期待すること

NISAの拡充に期待することです。



1.制度の恒久化


「NISAの恒久化」には2つの観点が含まれている。1つは、租税特別措置として時限的に導入されたNISAという制度自体を恒久化するというもの。NISAは長期の資産形成を後押しする制度として浸透しつつあるが、実は、制度自体は「期間限定」のものとしてスタートした。このため口座を開設する時期によっては、非課税枠に差が出てしまう可能性が指摘されてきた。


そしてもう1つは、非課税期間の恒久化である。現状、一般NISAで5年の非課税期間をその終了後に延長するには、翌年の枠を使用し、資産を移し替える「ロールオーバー」と呼ばれる手続きが必要になる。非課税期間自体が恒久化されれば、こうした煩雑な手続きをしなくても済むようになる。


そもそも一般NISAは判り難さが最大の問題点、特にロールオーバーこれ完全に理解しているNISA利用者かなり少ないと思われる、少なくとも期限を無制限にすればこのロールオーバ-は必要が無くなるのでだいぶん判り難さは解消できる。
何故最初から恒久化にしなかったのか?まあ税金取り逃したくなかったのだろうけど正直アホ過ぎる。
恒久化は最は最も期待する事の1つですね。


2.年間投資枠(非課税限度額)の拡大


現状、つみたてNISAの年間投資枠は40万円で、非課税限度額は800万円(40万円×20年)である。同様に、一般NISAの年間投資枠は120万円で、非課税限度額は600万円(120万円×5年)となっている。


これを、本家英国のISA(アイサ、年間2万ポンド=約320万円)並みの水準に引き上げるべきという声は以前からあり、日本証券業協会が7月に発表した提言でも同様の要望が盛り込まれた。具体的には一般NISAの年間投資枠を120万円から240万円に、つみたてNISAを40万円から60万円に引き上げ、さらに2つの制度を併用可能とし、年間投資枠の合計を300万円とする案が示されている。


まあこれはどうなるか判らないなあ、恒久化されれば120万のままでも30年で最大3600万まで投資できるので一般大衆には十分な気はする、まあ増えればIPOで当たってもNISA枠つかえるので歓迎したいけど。


4.「成長投資枠(仮称)」の新設


「2.年間投資枠(非課税限度額)の拡大」でも言及した、一般NISAとつみたてNISAを併用可能とする案の流れで、つみたてNISAとの併用を前提とした「成長投資枠(仮称)」の新設も検討されている。現行のつみたてNISAは投資対象が一部の投資信託に限定されているが、「成長投資枠(仮称)」は株式にも投資できるようにするとのこと。こう聞くと、2024年から開始が予定されている「新NISA」と何が違うのかと疑問に感じた方も多いと思うが、実は今回の金融行政方針の「成長投資枠(仮称)」と「新NISA」は、それぞれ異なる背景から出てきた案である。


一般NISAと積み立てNISAの併合は個人的には望まないのだがたぶん一本化される可能性が高いと思う、そうすると今までの分はどうなるのだろうか?
まあ自分は金融機関変える気が無いが買えたい人は相当面倒な事になりそう。

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