インフレを考慮していないセミリタイアはちとヤバイかもしれません。

平成以降の日本ではインフレどころかデフレ時代が長かったのでそもそもインフレを知らないような世代も居るかもしれない。
セミリタイア界隈にも日本ではインフレは起こらないから検討しないて良いと言う思考の人も居ますが、個人的にはちと無謀な考えな気がします。
日本は今後人口が減るから需要増のインフレは起きないと言うのがアンチインフレ派の思考のようだが、国内でエネルギーや食糧が自給できるならあまり考慮しなくても良いけど、エネルギーと食料も多くを輸入に頼る以上国内の需要が増えなかろうが国外要因のインフレは確実におきるだろうというのが個人的見解です。
確実に言える事は日本でもインフレは起きるが賃金と年金はインフレほど増えない、借金の金利は多少上がるかもしれないが、預貯金金利は当分ほぼゼロのままだと思う。
投資しない人とする人の差はますます大きくなるだろうなあ。
自分の場合想定インフレ率は1.5％だがもしかするともう少し厳しめにした方が良いかもしれない、リタイア後の資産取り崩しが全く無かったのでインフレ耐性は現在3.6％程度と想定より大分まだ高い。