「FIREを目指す人が知るべき「3つの不都合な真実」」だって
■「年率4%」の盲点
過去の日経平均の複利の年平均利回りは、以下の通りです。
直近10年(2010年末~2020年末)10.36%
直近20年(2000年末~2020年末)3.50%
直近30年(1990年末~2020年末)0.47%
直近10年の数字を見ると、「4%くらいは楽々行けるでしょ」と思いますが、直近20年、直近30年を見ると、4%は高いハードルです。
これは自分も盲点だと思っているがここで日経平均を持ち出すのは正直どうかと思うけど、
自分が懸念しているのは米国株だろうが過去の実績が将来の確約ではないよなあという事。
■「預金取り崩しの恐怖」に耐えられますか?
2つ目の盲点は、「預金取り崩しの恐怖」です。
仮に資産運用の才能があり、4%の利回りを実現できるとしても、それは長期間の平均の話。株は大きく値上がり値下がりするので、ときに利回りが4%を下回り、マイナスになります。つまり、株に投資している限り、生活費などの支出のために運用資産を取り崩すという場面が出てきます。
これはちと考えが違う、まあ上の4%ルールが上手くいく前提だけどFIREは基本取り崩しはしない前提でないのか?まあ相場が悪い時は取り崩しするけどトータルでは取り崩しはないはずなんだけどね。
自分はこの取り崩しに関しては平均余命の残りより減り方が小さければ問題無いと考えているけど。
3つ目の盲点は、「早期退職して幸せなのか」という点です。何に幸せを感じるかは人それぞれですが、FIREが「必ずしも幸せにつながらない現実」を直視する必要があります。
何かやりたいことがあるなら早期退職は幸せでしょう。しかし、松園さんのように「会社勤めが嫌だから」といった後ろ向きな理由で退職すると、「苦痛な会社を辞めて、もっと苦痛な生活が待っていた」という笑えない事態に陥ります。
これも盲点ではあるけど人によるのと置かれた立場によるなあと思う。
まあ個人的にはやりたい事もないのに若いうちに仕事が嫌だという理由だけでFIREするのはあまりお勧めしないけどね。